TAMALOG

プログラミングがあれば遠いところへ行けます。プログラムと人の共生を記録します。

図書館めぐり(こども図書館)

国立国会図書館国際子ども図書館へ行ってきました。東京都美術館へ行く途中に「国際子ども図書館」の標識を見つけて訪ねてみました。 残念なことに、改装しているのか工事用の布が被さっていました。アーチ状の建物を目の前にしてみたかったのですが、残念で…

モネ展へ

東京へ行く用事があったので、東京都美術館で開催されていたモネ展に行きました。 平日にもかかわらず、モネの代表作である睡蓮の連作は大人気で人だかりができていました。ちょっとだけ通路を通るのが大変でした。 僕はモネの晩年の荒々しさが好きです。今…

SICPをやり始めました。

『計算機プログラムの構造とその解釈』いわゆるSICPをやり始めました。 和田さんの邦訳である、『計算機プログラムの構造とその解釈』を大学図書館から借りて友人と一緒に輪読をしました。 1回目ということもあって、グダグダになってしまいましたが、来週…

焦りが募る。迷い。

ちょっと後ろ向きな記事です。 土曜日から日曜日にかけて、大学祭でした。 内定式も終わり、大学祭も終わり、段々と社会人に近づいてきて焦りが出てきました。 内定者LINEグループでは活発に情報がやりとりされています。僕自身は一人でいるのが好きなのか、…

相手の風貌とコミュニケーション

人と話すとき、物事の大枠から話すように常に心がけています。 大枠から仔細、大枠から仔細を繰り返すイメージです。大雑把な概念から、その他概念との違いを説明していきます。 相手のプロフィールがわからない状態でのコミュニケーションはとてもむずかし…

努力というより工夫。「がんばれ」「がんばる」からの脱出

どこかで聞いた言葉。出典は忘れてしまったけれど、とても印象に残った言葉と出会いました。 何か現状に満足できないとき、「もっとがんばらなきゃ」と気持ちを奮わせて挑むけれど、どうにもうまくいかない。 そういうとき、自分に「がんばれ」と言いつつも…

mean shiftその2

再びmean shiftの話です。今回のパラメータ設定では、エッジが潰れていますが、エッジを残したまま強調処理ができるようです。あと色量子化に使えると思います。 初音ミクの画像について 今回使用した画像は、「Hatsune Miku / Crypton Future Media inc. / …

マリーの部屋

クオリアと哲学的ゾンビについて調べていたら、マリーの部屋という思考実験に行き着きました。 マリーの部屋 - Wikipedia 無彩色で過ごしていたマリーに、有彩色の鮮やかな風景たちは、何をもたらすのか。なかなか興味深い! 中国人の部屋という思考実験もあ…

meanshift

meanshiftというアルゴリズムで、画像のセグメンテーションを行ってみました。 今回使用した画像は、「Hatsune Miku / Crypton Future Media inc. / CC BY-NC」です。 こちらの画像は大きすぎるので、縮小。 meanshiftによる画像変換 変換前(before meanshif…

内定式における立食パーティーの相互行為論的考察(乱文)

今日の記述はだいぶラフな感じです。いわゆる乱文ってやつ。 内定式でした。すっごい楽しかった。でも、立食パーティー苦手です。ご飯食べたいし、人と話したいし。 人の話に割り込むとき 人の話に割り込むのって結構難しい。立ち位置に空間があると、入りや…

ベンヤミンのアウラの解説記事を紹介

学部時代「言語と思想」という授業を受けていました。 そこで登場したベンヤミンのアウラという概念。当時は、なんとなくしか理解できていませんでしたが、次で紹介する記事を読んで、以前より理解が進みました。僕にとって理解の鍵となったのは、「アウラの…

斉藤孝『身体感覚を取り戻す』

斉藤孝さんの『身体感覚を取り戻す』を読み終わりました。 このところ、塩田剛三や三船久蔵、黒田鉄山の動画をよく見ます。昔、剣道をやっていたこともあって、武道に関心をもつようになりました。 検索していると、誰が一番強いのかや、どの格闘技が一番実…

痛みは共有できるんでしょうか(痛みと言葉、そして共有)

こんばんは。 痛みって共有できるんでしょうか?どこかの偉い哲学者や心理学者がすでに解決しているかもしれませんけど、ふと疑問に思ったことを書きます。 「胃もたれ」「胸焼け」なんて言葉があるけれど、僕とあなたで「胃もたれ」と「胸焼け」はそれぞれ…

マッハの絵

哲学者エルンスト・マッハが書いた絵と言われているのが下の絵です。 久しぶりに「マッハの絵」を見ました。ぼーっといろんなこと考えていたときに、「マッハの絵」という言葉がふわっと頭の中をよぎったので調べてみました。マッハの絵は、数種類あるようで…

ヴィゴツキー入門を読み始めた。

天才と称されるヴィゴツキー。心理学や教育学に多大なる影響を与えた人。その人の入門書を読み始めました。 ヴィゴツキーの内言と外言というエッセンスは以前から知っていて、とても面白い考え方だと思っていたため楽しみにしています。学問というのは、自分…

平田オリザさんの『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か』を読み終えた。

平田オリザさんの『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か』(ISBN-13: 978-4062881777 )を読み終わりました。 「わかりあえないということ」をスタートとして議論を開始してる点で、ウィトゲンシュタインの「語りえないものには沈黙しな…

最近はウィトゲンシュタインを読んでいます。

昔から、興味をもっていたウィトゲンシュタイン哲学を勉強しています。野矢さんの『論理哲学論考』*1も買いました。 情報工学を学ぶものとして、哲学やっていていいのかという指摘は聞かないことにします。 今時の教科書には、ウィトゲンシュタインの提唱し…

心理学検定を受けてみたい

最近心理学検定という検定の存在を知りました。 つい昨日の8月23日は、心理学検定の受験日だったのですが、不幸にも僕がそれを知ったのが8月上旬。当然、締め切りは終わっていて今年は受験することができなく残念に思っています。 心理学検定を知ったのは、…

『やばい経済学』を勧められた

経済学部に通う友人から、『やばい経済学』を勧められました。僕の経済学に関する知識はミクロ経済学の触り程度で留まっているので、読破しようと思います(人と話すたびに、自分の学の無さに閉口しますね)。 久しぶりに書店(僕の愛するジュンク堂)を回っ…

FIFOをなんと読むか

FIFO(First In First Out)とLIFO(Last In Last Out)は、アルゴリズムとデータ構造の本を読んでいると必ず出てきますね。僕が読んだ本にも当然でていました。 でも、このFIFOとLIFOなんと発音すればいいんでしょう。僕は単純に、えふあいえふおー、えるあいえ…

『pixivエンジニアが教えるプログラミング入門』を3時間で制覇

pixivエンジニアが教えるプログラミング入門を3時間かけて終わらせました。 僕はsinatraも知らないRuby初心者でした。しかし、著者の金子さんが懇切丁寧に説明を書いてくれているので、つまづくところはまったくというほどありませんでした。僕はHTML/CSS/Ja…

PythonでCCV(Color Coherence Vector)を計算

PythonでCCV(Color Coherence Vector)を計算するプログラムを作成しました。 画像比較でよく使われる色ヒストグラムでは、色分布のみ焦点を当てていました。ここで実装したCCVは色分布以外に色の空間分布を取り入れる工夫がされています。元の論文はこちら(…

ウェーブレット変換の様子

前回、ウェーブレット変換を行うプログラムを書いて実際に試してみました。 Python+OpenCVで二次元ウェーブレット変換 - TAKAMItamanobi.hatenablog.com 変換の様子を動画に ウェーブレット変換の様子を動画にしてみました。 www.youtube.com

Python+OpenCVで二次元ウェーブレット変換

クリエイティブコモンズの写真に対して、二次元離散ウェーブレット変換を適用してみました。 この記事では逆変換は扱っていません。変換の様子がみたい!という人は下の動画を見ると楽しいと思います。 画像を離散ウェーブレット変換してみた ‐ ニコニコ動画…

スーパー楕円をGNU Rの等高線を使って描画する

スーパー楕円という図形をGNU Rを使って書いてみました。 上の図形のことをスーパー楕円と言います。名前がちょっと安っぽい気がしますね(笑) スーパー楕円というのは、普通の円よりも丸みを感じる(主観)曲線です。通常の円(正円)よりも、四角形に近い…

Jenkinsでジョブの実行

Cent OS 6.5(final)でJenkinsを走らせることにしました。 以前作成した、クローリング(スクレイピング)スクリプトを定期実行するために、Jenkinsをインストールしました。ある人から、「Jenkinsまじ優秀、安全」とダイレクトマーケティングを受けたのでイ…

OpenCV3.0.0-dev+Python2.7.6で特徴量(ORB/AKAZE/KAZE/FAST/BRISK)の計測

OpenCV3.0に実装されている局所特徴量の速度をPython2.7.6で計測しました。 注意 FASTは、特徴点抽出のアルゴリズムです。FAST単体では、特徴量記述は行っていません。特徴量記述は、別のアルゴリズム(SIFT, SURF, ORB)で行う必要があります。 実行時間 10…

imagemagickでは巨大なデータは扱えない?

12000 x 12000の巨大PNGファイル 12000 x 12000の巨大PNGファイルを扱う機会があって、コマンドラインから300 x 300に縮小したときのことです。 Imagemagick Imagemagickを使って縮小したら、元画像の上部のみ縮小されてほかのピクセルは黒く塗りつぶされて…

多次元尺度構成法を使って画像の類似度を可視化する(その2)

前回の類似画像可視化ですが、お世辞にもうまくいっていたとは言えない結果でした。ふと忘れていたことがあってそちらで少し調整してみたのが今回のハイライトです。 類似画像のプロット - TAKAMItamanobi.hatenablog.com 正規化したらいい感じになりました…

多次元尺度構成法を使って画像の類似度を可視化する(その1)

類似画像をプロットしてみました。MDS(多次元尺度構成法)を使って二次元平面上に関係を落とし込んでいます。 環境 Python2.7/OpenCV3.0/GNU Rで作成しました。多次元尺度構成法については、GNU Rにパッケージが入っているのでそちら(cmdscale関数)を使用して…