TAMALOG

プログラミングがあれば遠いところへ行けます。プログラムと人の共生を記録します。

本とインターネット

因子分析の入門となる本

少し前、多変量解析の手法のひとつの因子分析について文献を探していたときになかなか良い本をみつました。 インターネットで因子分析法を調べれば、アイスクリーム統計学にようこそ!というサイトが有名ですが、それ以上に役に立つ本です。

Amazon.co.jp: 因子分析入門―Rで学ぶ最新データ解析: 豊田 秀樹: 本

本とインターネット

調べ物を本で行う場合と、インターネットで行う場合は得られる知識体系が大きく違います。

本で調べれば、校閲された一貫性のある主張が得られやすいため知識を体系的に学びやすいです。 一方で、インターネットで調べれば、ひとつのサイトに知識が体系立てて存在すればいいのですが、複数のサイトにまたがっている場合があると、断片的な情報を自分で取捨選択しながらまとめあげることが必要です。

私が因子分析について調べたときには、インターネットに頼りきりでした。おかげで、どれが正しい知識かわからないために、情報に振り回されていました。便利で身近なインターネットですが、ひとつのメディアに頼らず、図書館や人に聞くなどして、多角的に情報を集める習慣が必要だと感じました。

余談: 表紙のイラスト

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画像は、『因子分析入門―Rで学ぶ最新データ解析』の表紙です。私はこの表紙を見てなかなか洒落たイラストだなと感じました。調べたところ、「わたせ せいぞう」というイラストレーターだそうです。専門書とは思えないほど、清々しい、晴れ晴れとした雰囲気がお気に入りです。