TAMALOG

プログラミングがあれば遠いところへ行けます。プログラムと人の共生を記録します。

読むための読書

松岡正剛著『知の編集工学』を読み終えたので、家に転がっていた樋口裕一著『本当に使える!日本語練習ノート』を読み始めました。

こういった手引書は、文章量が少なくて簡単なので、短時間で読めます。風呂での読書に最適です。2009年出版の本ですが、6年程度で日本語の根幹は揺るがないので、大丈夫でしょう。

書き換えを意識するようになった

読み始めてみると、自分の日本語技能が怪しく思えてきました。それなりに自信を持っていたのですが、この練習ノートに載っている課題が一部解けなくて悔しい思いをしました。これがきっかけで、他の本を読むときにも言い換えや書き換えを意識するようになっています。

読むと書けるようになる

本には、無生物主語への言い換えの課題がありました。普段は意識してやっていませんでしたが、エントリーシート添削などに応用できそうだなと感じました。本を読んだときにこのように感じると、書くときの技能が上がる気がしますね。

読みたい本が山積みに

いつも本は、数冊並行して読むようにしていますが、最終的には一冊に注力して他の本は頓挫という結果が多いです。例に漏れず、今もダニエル・デネット著『思考の技法 -直観ポンプと77の思考術』(なんと700ページ)を同時に読み進めています。翻訳書の割にすごく読みやすくて驚いています。

家で積んでいる『哲学の道具箱』も読みたいです。今日図書館へ行ったときに新着図書棚で見つけた『ポストモダンの50人 -思想家からアーティスト、建築家まで』も読みたいですね。せめて、ロラン・バルトの項目だけでも。

思考の技法の中で、ファインマンの自伝『ご冗談でしょう、ファインマンさん』が紹介されていて読書欲に包まれましたが、書店に行って驚きました。1000円以上するなんて。しかも上下巻と。こちらは、高すぎて買えなかったので、図書館に頼ることになりそうです。

高額図書(技術書に比べれば、大した値段じゃないけれども)を読むときには、とても頼りになりますね。、図書館。

触るだけで本を読めたらいいのに

気が多い性格ということもあって、読みたい本は山積みです。図書館や書店に出向くたびに、触っただけで本の知識を吸収できたらいいのになぁというどうしようもない願望を心に抱きます。