フロントエンドとサーバーサイドへの所感(感想)
ここ数年のウェブ業界への所感
フロントエンドの開発っていうと、HTML/CSS+Javascriptがすぐに思い浮かびますが、数年前からいろんなツールが出てるんですよね。
冗長なJavascriptをCoffeeScriptで簡潔にかけたり、EmmetとVimでHTMLを爆速で書けたり、そもそもHamlでHTMLを簡単に書くことだってあります。
CSSに関しても同様で、変数宣言の使えない上に、ネストにも対応していないCSSの弱点を補うべくして開発されたSassからの発展であるScssなどのツールを援用して開発するのが当たり前の時代。
最近まではネイティブのHTML/CSSでコーディングしていたけど、そろそろ限界を感じてきています。さすがにJavascriptはBookmarkletさえ作らなければjQueryに助けてもらっていたけど。
WordpressやMovable Typeが争っていた時代は、PHPなどの実行環境がなくてサーバーサイド周りはあまり触る機会がなかったのだけど、最近では仮想環境(Vagrant, Virtual Box)を使っていろいろ試せるようになりました。
実際には仮想環境を活用する前に、レンタルサーバを借りてWordpressやらpukiwikiやらインストールしていたのだけど。
でも、Wordpressを実際に運用してみたときは3年くらい前のことで、それまではなんとなく避けていました。いきなり大学のサークルでWordpressの管理を任されて、1年経ったところで、DNSの知識もないままにサーバの移管をやりました。
そこで身につけたDNSの知識は、たまたま舞い込んだアルバイトに直接活きてましたし、新しくメールサーバを立てた時にも大いに役立ちました。サーバ側を触ったのはその頃からで、割りと大変だったけれど、いい経験だったと思います。
最近では、MBPを買って開発環境としてひたすら活用しているのだけど、環境がどんどん汚れていくのが嫌になって、仮想環境を導入し始めています。
今担当しているシステムがUbuntuの古いバージョンを使用しているので、テスト環境として同条件にしておきたいという思いも、仮想環境の導入を後押ししています。
他にも企業でバイトしていたせいもあってモダンブラウザには触れずにずっとレガシーブラウザの対応をしていて、HTML5/CSS3になかなか触れられなかった話とか、MySQLとの戦いとかありました。
最近はウェブアプリ
ウェブアプリの開発というのはすごく大変なイメージだったけど、今どきだとNode.js上で動くウェブアプリケーションのフレームワークであるExpressを使うとものすごく簡単にアプリケーションが作れるんですね。すごく驚いています。
NoSQLであるMongoDBとの連携もものすごく楽ですし、こんなにも簡単でいいのかとなんだか不思議な気分です。自分の避けていたウェブ系技術を手当たり次第に調べていて感じるのは、恐ろしさと感動です。恐ろしいほどに幅広くて、様々な技術が簡単に使えるようになっていて、すごく面白く感じます。
アップアップな状態での勉強ではありますが、活き活きとしていたあのときを思い返すようで楽しいです。